よみぃ にっき

江國香織さん 「がらくた」

友達からもらいました〜☆

ちょうど小説が読みたかったので、
すごく嬉しい〜(*´艸`)


ここだけの話(笑)、わたし小さい頃から作文など書くのが好きで、
今、もしなれるなら物書きになりたい。。
  

眺めるのが好き。

雨の匂いが好き。

少しせつなくなるのが好き。

雨にぬれた木々が、より一層自らの色を濃くして、
やがて風にのって、まち全体を包み込む。

深呼吸して、その匂いを吸い込むと、
あの頃のわたしが瞼の裏によみがえる。

覆うものなど何もない。

ただ、灰色の雲が空全体に広がる。

一粒一粒が大きく感じた雨の粒。

幼かったあの頃。。
  

「蓮の葉ひらいて 泥んこの校舎裏

梅雨空に並んだ ふたつの傘のクラゲ

見るもの全てが苦しいくらい 鮮やか 深海

そこは 夏になる前触れ

水圧で深く濃いブルー


ビニール傘の その真下では 永遠さえもリアルに見えた

君の右手と僕の左手 触れ合ったとき 魔法にかかる


魔法にかかった」


藤巻さん、好きです☆